近年、子供の習い事のバリエーションは驚くほど広がっています。スイミングやピアノ、英会話といった定番に並び、最近じわじわと注目を集めているのが**「子供のボイストレーニング(ボイトレ)」**です。
「子供にボイトレなんて早すぎるのでは?」「どんなメリットがあるの?」と疑問をお持ちの親御さんも多いはず。そこで今回は、子供のボイトレ事情について、プロの視点から詳しく解説します!
1. 子供のボイトレは何歳から通える?
結論から言うと、多くのスクールでは**「小学生以上」**を対象としています。
もちろん未成年の場合は保護者の同意が必須ですが、最近では「キッズコース」を専門に設けている教室も増えています。
料金設定のヒミツ
「子供料金はあるの?」と気になる方もいるでしょう。結論、教室によりますが、実はボイトレ界隈では**「子供だからといって大幅に安い」というケースは意外と少ない**のが現状です。
その理由は、ボイトレを受講するメイン層にあります。
中学生・高校生
大学生
20代の若手アーティスト志望
もともと受講者の年齢層が若いため、大人と子供で明確な料金差をつけていない教室が多いようです。
2. 子供がボイトレを受ける驚きの「効果」
子供のうちからプロの指導を受けることには、大きなメリットがあります。答えは自信を持って**「YES」**です。
素直な吸収力
大人の場合、「もっと喉を開かなきゃ」「腹式呼吸をしなきゃ」といった理論や先入観が邪魔をして、かえって体が固くなってしまうことがあります。 一方で子供は、「正しい歌い方の感覚」を遊びの延長でそのまま吸収できるのが強み。変な癖がつく前にプロの感覚を身につけられるのは、一生の財産になります。
表現力と自信の向上
大きな声を出して歌うことは、ストレス発散になるだけでなく、自己表現のトレーニングにもなります。「人前で歌えた!」という成功体験は、学校生活での発表やコミュニケーションにおける大きな自信につながります。
3. 注意点:最大の壁は「本人のやる気」
メリットが多い子供のボイトレですが、避けて通れない問題があります。それは、**「本人のモチベーション」**です。
ここが大人と子供の決定的な違いです。
大人の場合: 自分の意志で、自分でお金を払って通う。
子供の場合: 親が月謝を払い、親の意向で通い始めることが多い。
ボイトレは地道な基礎練習の積み重ねです。親御さんが無理やり通わせても、本人の心が動いていなければ、上達のスピードは上がりません。
「宝くじ」感覚は要注意?
中には、将来のスターを夢見て「宝くじを買うような感覚」で習わせる親御さんもいらっしゃるかもしれません。しかし、厳しいことを言えば、純粋な金銭的リターンを期待するなら、本物の宝くじを買った方が確率は高いでしょう。
音楽は、**「本人がどれだけ楽しめているか」**が全ての原動力になります。
まとめ:子供の「夢」をサポートするために
子供のボイトレを成功させる秘訣は、親が「やらせる」のではなく、子供の「歌いたい!」「上手くなりたい!」という小さな芽を大切に育てることです。
もしお子さんが、
「テレビの歌手みたいに歌いたい」
「歌が大好きでずっと歌っている」
そんな夢を持っているのなら、ボイトレはその夢を叶えるための最高のプレゼントになるはずです。まずは体験レッスンで、お子さんが「楽しい!」と感じるかどうか、一緒に確かめてみてはいかがでしょうか?