「歌が上手くなりたい!」「プロのボイストレーナーに習いたい!」そう思い立ったら、まず最初の一歩はボイストレーニング教室の体験レッスンですよね。
通うことをすでに心に決めていても、ほとんどの教室では、初回の訪問は「体験レッスン」からスタートするのが一般的です。
🚨体験レッスンは無料?有料?その実態
体験レッスンと聞くと「無料」のイメージが強いかもしれませんが、中にはごく稀に有料の教室もあるので、予約時に必ず確認しましょう。もちろん、有料だからといって必ずしも質が良いわけではありません。大切なのは、あなたと講師との相性、そしてレッスンの内容です。この体験を通して、自分に合うかどうかをしっかり見極めるのが賢明です。
🎤体験レッスンで「歌う曲」を決めておくのは最重要ミッション!
体験レッスンでほぼ間違いなく行われること、それは「何か一曲歌ってみる」という実技です。
ここで大切な準備があります。それは、「歌う曲を一つ決めておくこと」!
かつて、何も考えずに体験レッスンに臨んだ私は、その場で「じゃあ、何を歌いますか?」と聞かれてしまい、頭が真っ白に。結果、選曲に時間を取られ、レッスン時間が削られてしまった上に、慌てて選んだ曲で実力を発揮できたのかどうかも怪しい…というほろ苦い経験があります。(正直、かなりバタバタしました!)
そんなもったいない時間を過ごさないためにも、事前に**「これぞ!」という曲**を一本決めておきましょう。
💡曲選びのポイントは「難しさ」より「好き」
選ぶ曲は、技術的な難しさや歌いやすさよりも、**あなたが「好きな歌」「心から歌いたい歌」**を選ぶのが一番です。
- 練習してきた得意な曲:自信を持って歌える曲で、今の自分の実力を講師に見てもらいましょう。
- 課題を感じている曲:特に難しいと感じているパートがある曲を選び、すぐにアドバイスをもらうのも手です。
- とにかく大好きな曲:感情移入しやすく、リラックスして歌えます。何より、好きな曲を歌うのは楽しい!
ボイトレは長期戦です。あなたがどれだけ歌に情熱を傾けているかを伝えるためにも、「好き!」という気持ちが込められた曲を選びましょう。
🔍実は講師の力量を測る「リトマス試験紙」にもなる?
あなたが持ち込んだ曲を、講師がどのくらい深く理解し、的確なアドバイスや模範となる歌唱をしてくれるか。これは、トレーナーの歌唱力や指導力を測る一つの基準にもなり得ます。
「この曲の、この部分を、先生ならどう歌いますか?」と聞いてみるのも良いでしょう。やはり、生徒としては歌が上手く、信頼できる講師に習いたいものですよね。
体験レッスンは、あなたが「教わる側」として選ぶ権利を行使する場でもあります。事前の準備で、最高の体験レッスンにしてください!
📌体験レッスンに行く時に最低限用意したいものリスト
- 歌う曲:アーティスト名と曲名。歌詞を印刷したものや、スマホで表示できる準備があれば完璧です。
- 水分補給用の飲み物:発声練習は喉が渇きます。水筒やペットボトルのお水を用意しましょう。
- 筆記用具とノート:講師のアドバイスや、レッスンの気づきをメモするために必須です。
- 録音機器(スマホでOK):自分の歌声や、講師のアドバイスを録音して、後で復習できるようにしておくと非常に役立ちます(※教室によっては録音NGの場合があるので、事前に確認を!)。
最高の準備をして、あなたのボイトレライフをスタートさせましょう!