ボイストレーニングに興味を持ったら、まずは体験レッスンを受けてみるのが一般的です。実際に教室の雰囲気や講師の教え方を確かめられる貴重な機会。
「通う!」と決めている人でも、体験レッスンはほぼ必須のステップです。ほとんどの教室で無料で受けられますが、ごく稀に有料のケースもありますので、予約時に念のため確認しておきましょう(有料だから質が高い、というわけではありませんよ!)。
この大切な初日を最高のスタートにするために、事前に準備しておくとスムーズな、**「持ち物」と「心構え」**を詳しくご紹介します!
1. 歌う曲を必ず1曲決めておく!体験レッスンを成功させる最重要ポイント
体験レッスンでほぼ確実に行われるのが、**「実際に何か歌ってみること」**です。
これは講師があなたの声質、歌の傾向、現在のスキルレベルなどを把握するための重要なステップになります。
私が初めて体験レッスンに行ったとき、何の準備もせず「その場で」歌う曲を決めようとして、とても慌てた経験があります。歌詞が曖昧だったり、キーが思い出せなかったり…。これでは実力をちゃんと見てもらえませんし、何よりレッスンに集中できません。
そうならないために、事前に歌う曲を必ず1曲決めておきましょう!
あなたが用意した曲を通じて、講師がどのように指導してくれるのか、どのような伴奏(カラオケやピアノなど)で対応してくれるのかも確認できます。
さらに、あなたが選んだ曲を講師自身がスムーズに歌えるか、的確なアドバイスができるか、という視点で講師側の実力や専門性をチェックする良い機会にもなるんですよ。「やはり歌の上手い先生、専門知識が豊富な先生に習いたい!」という判断基準の一つにもなりますね。
2. その他の必需品チェックリスト
歌う曲の準備ができたら、物理的な持ち物もチェックしましょう。
- 水分補給用の飲み物:レッスン中は喉を酷使します。水やお茶など、すぐに飲めるものを準備しておきましょう。教室にウォーターサーバーがない場合もあります。
- 筆記用具・メモ帳:講師からのアドバイスや、教室の特徴、レッスンで気づいたことなどをすぐにメモできるようにしておきましょう。特に専門的な用語が出てきたときに役立ちます。
- 楽譜や歌詞カード(任意):上記で決めた曲の歌詞やコード進行が必要であれば持参しましょう。スマホで代用できる場合もありますが、紙の方が確認しやすいこともあります。
- 動きやすい服装:腹式呼吸や発声練習では、身体を締め付けない楽な服装の方が集中できます。
まとめ
ボイトレの体験レッスンは、あなたの歌の悩みを解決してくれるパートナーを見つけるための第一歩です。**「歌う曲を1曲決めること」と「メモを取る準備」**をしておけば、当日は緊張よりもワクワクした気持ちでレッスンに臨めるはずです。
最高の体験レッスンになりますように、頑張ってください!